今、数多いアイドルの中でパフォーマンスの評価 が最高級の°C-ute.21枚目のシングル「Crazy 完全な大人」では大人っぽくセクシーに迫る。春 ツアーも盛り上がり間違いなしだ。
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大人っぽさを求められる年齢になったんだなと、
しみじみするところはあります(笑)
愛理「こういう大人っぽさを求められる年齢にな ったんだなと、しみじみするところはあります
この曲に合わせて金髪にしました。 ちょっといきがってる感じで(笑)
今回の衣裳は網タイツですね。 舞「人生の中でめったに履かないんですけど(笑)、 もう慣れました。履き方のコツも分かって、ヒョ コッと履けるし(笑)」 早貴「最初は本当に履き方が分からなくて、途中 で親指がいろんなところに出ちゃったんですよ (笑)。手袋にはスタッズが付いてるから、ライブ で初披露したときは踊りながら網タイツに引っ掛 かって、バンバン破ってました(笑)」 愛理「自分の脚の肉が指圧されてる感じで(笑)、 違和感があったのが、今は言われないと網タイツ を履いてることを忘れてます」 千聖「お腹も出してるから、“痩せなきゃ"と意識 できていいかな(笑)」 舞美「ステージでは平気でも、キャンペーンでテ レビ局とかを回るとき、この衣装で社内を歩くの は、ちょっと恥ずかしさがありますね(笑)」
一曲自体、セクシーさがポイントになっていて。 たとえば17歳の舞さんだったら、少し背伸びした 感じ? 舞「少しでなく、しました(笑)。私はナチュラル で“ちょっとセクシー”ぐらいの人が好きなんで すけど、自分はまだそこまでも行ってないので」 早貴「私も、かわいい表情をしてるのに“何か色 っぽいよね”という人に惹かれます。今回のMV では、ポールを使ってポーズをするところで、“カ ッコよくキメなきゃ!”って意識しました」 千聖「前からライブとかのソロで後藤真希さんの 曲を歌うことが多くて、「セクシーに』と言われな がら、“私はまだまだ子供だな”と思っていて。で も今回は、完全な大人になり切れてない女性の歌 じゃないですか。カッコつけてる女の子ぐらいで いいのかなと。だから、この曲に合わせて金髪に しました。ちょっといきがってる感じで(笑)」 舞美「私も、昔一緒にライブをやっていたときの 後藤さんを思い出しました」
舞「舞美ちゃんは最近、昔よりセクシーになった と思う」 舞美「本当に?」 舞「体型はセクシーなほうじゃなくて、運動して そうなタイプですけど(笑)、今回のMVの“私ら しさ”の辺りの舞美ちゃんの顔は、セクシーだな って。“私を助けてみたいな表情なんです」 愛理「21歳の顔だったね」 舞美「前はセクシーな表情を求められると、眉間 にシワが寄って怖い顔になってたんです(笑)。だっ たら何も考えず、真顔のほうが良いかなと思って」 愛理「私は°C-uteで一番童顔で、今回は髪型もこ こまで作り込まないと、みんなと並んで大人っぽ く見えないんです。でも、セクシーよりCrazyの ほうを意識しました。強めで凛とした感じで」
そういったニュアンスは、歌ううえでも大事 にしたわけですよね? 早貴「Aメロは息を多めに、問いかける感じにし ました」 舞美「ウィスパーも入りつつ、この曲は悔しい思 いをした人の感じがするので、“自分らしく生きる ぞ!”という決意を出して歌いました」
アイドルNo.1
愛理「訴えかける感じの歌詞が多いから、やっぱ り強さを意識しています。同じ大人っぽい曲でも 「Kiss me 愛してる」より強めで、“行くよ!”ぐ らいな」 千聖「ひるんでない、迷いがない感じがします。 私は否定されると「そうか....ってなっちゃって、 ここまで強くはないんですけど(笑)」 早貴「歌ってるときの千聖は強いよ」 舞「イツノヒカ......のところは、ちゃんと1字ず つ止めて歌いました。みんなと違うことを言うな ら(笑)。そこは1人ずつポーズをキメて歌うので、 順番を間違えると大変なことになります(笑)」
“完全な大人になるにはもうちょっとでしょ というのは、自分たちとも重なったり? 舞美「私は実家が大好きで、自分より年下の人が 一人暮らしをしてると、“大人だなー"と思っちゃ います(笑)。身の周りのことを全部、自分でやる わけじゃないですか。掃除も洗濯もごはんを作る のも」 千聖「電気料金の支払いとか、1コ1コやるのが 面倒くさそう(笑)」 舞美「だから、いまだに一人暮らしをしたくなく て(笑)」 愛理「私も今、一人暮らしに放任されたら、ムリ だと思います。料理も作れないし、洗濯は干すの とたたむのはやりますけど(笑)、他は全部お母さ ん任せだし」 千聖「私は料理も洗濯もできますけど、それ以前 に家に1人でいるのが苦手(笑)。誰かがいてくれ ないと寂しいので。そういう意味で、一人暮らし はイヤです」
でも、皆さんは小さい頃から仕事をしていて、 精神的には早くから大人だったのでは? 舞美「小さい頃は周りの小 学生より先に敬語を使 えるようになったり、大人っぽく見られましたけ ど、新幹線のチケットもマネージャーさんが取っ てくれたり、周りの方にいろいろやってもらって
きたから。今は逆に、同世代の人たちより子供か もしれません」 愛理「みんなバイトとかして、確実に私たちより 世の中を知ってるからね。この前も、同い年の友 達が2人だけでバリに行ったんです。ちゃんと一 番安いプランを選んで。私は国内でも子供だけで 旅行したことがなくて、まずいと思いました」 早貴「私は感情を抑えられる人が大人だと思うん ですけど、自分は真逆。イヤだと思うと、すぐ顔 に出ちゃう。相談されて返す言葉も、自分で言い ながら“違うな”と思ったり。まだまだですね」 舞「私は外見が理想と真逆。黒木メイサさんみた いな女性が憧れなんですけど」 愛理「舞はそういう感じじゃない?」 早貴「言うほど遠くないよね」 舞美「安室奈美恵さんにも似てる」 舞「うそ!?安室さんなんて理想の理想。そういう “1人でも生きていけるぞ”的な自立したオーラが 出ている女性になりたいです。同じ女性から頼ら れそうで、カッコイイから」
普通の女子高生だったら、高校を卒業した瞬間、 金髪に染めてたかも(笑)」 舞「私はグループの中で愛理と同じことをしなく てもいいとか、自分を見極めてきたところはあり ます。ずっと黒髪でなくてもいいから、カラーリ ングを変えて差を付けたり。舞美ちゃんは前髪に こだわってると思います(笑)」 舞美「ライブでめっちゃ固めます(笑)。後半は汗 ビショビショでアウトですけど、愛理に「30cm離 してスプレーしたほうがいい」とか聞いて、いろ いろやってみたら、最近安定するようになりまし た」 早貴「千聖のこだわりは赤リップだよね。今日し てないのは奇跡です(笑)」 千葉「きのう唇に薬を塗ったら、カサカサになっ ちゃって。もともと唇に色がなくて薄いから、笑 うとなくなりやすい口なので(笑)、そこはこだわ ってます」 早貴「私はたぶん、自分らしさにこだわりはある と思うんです。人にこうしたら?」と言われても、 素直に聞けなくて」 舞美「なっきぃは人に見られてないところでも、 女子力が高いなと思います」 千聖「分かる。いつもちゃんとクリームを塗って
°C-uteはみんなライブが大好きで、 幸せな気持ちが自然と出るんです
たり」
この歌の女性は“私らしさ”にもこだわりが あるみたいですが、皆さんもそういうのはありま す? 愛理「この仕事をしていると、自分らしさより人 の評価を気にしちゃいます」 舞「でも、愛理は一番こだわりがある気がする。 自分の頭の中のコンピューターで“鈴木愛理”と いうものがちゃんと分かっていて、いつも変わら ない」 愛理「アイドルの鈴木愛理だから、こういうふう にしなきゃというのはあります。でも、この 仕事をしてなかったら、違う人になってた気がし ます。今は黒髪ロングですけど、好奇心旺盛なので、
早貴「いつ人に見られるか分からないし」
カップリングでは早貴さんと舞さんの「私は 天才」が収録されました。前に早貴さんのソロ曲 「輝け!放課後」では“天才じゃない分は努力して カバー”と歌ってましたけど(笑)。 早貴「そうなんです。この曲も結局、天才じゃな いから歌えるんですよね(笑)」 千聖「そんなことはないけど、たとえばBerryz工 房の菅谷)梨沙子が歌うと、違うじゃないですか。 この2人だから、無邪気に歌える曲だと思います」 舞「つんく♂さんも私たち2人のことを考えて書 いてくれたそうです。なっきぃの“唇も才能”とか、
アイドルNo.
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